「京都鞍馬山へ行く」                             松井昌美(A34)

鞍馬寺は770年鑑真和上の高弟鑑禎上人が毘沙門天を祀って創建したと言われています。牛若丸伝承説話の地、神秘に満ちた逸話天狗伝説で有名です。
小学四年生の時に担任の小野寺先生が毎朝HRの時間に源義経の小説を読んで聞かせてくれました。楽しみでした!私の源義経との出会いはここから始まりました。奥州の平泉には何回か行きましたが今回は念願の鞍馬山にやっと行く事が出来ました。鞍馬線は昨年の台風で不通かも知れない?と聞いていたので、京都駅から地下鉄とバスを利用して行き
ました。鞍馬口で下車すると前方に仁王門が見えました。
仁王門をくぐり階段を登り受付で愛山費を払い
しばらく歩くとケーブル山門駅です。ここからケーブルに乗り5分で多宝塔駅に着きました。ここからは山の景色や花の写真を撮ったりしながら、急な石段を一気に登ると本殿金堂が目の前に現れました。
本殿前にある金剛床はパワースポットです。ここでパワーを貰い火除けの御札を貰って前方の比叡山を眺めながらひと休み。仁王門前と本殿金堂前には狛犬ならぬ阿吽の虎がいます。今日足が痛くなければ九十九折り新参道を歩いたり貴船神社迄歩きたかった!又牛若丸が杉の根の張った所で跳躍の稽古をした所や天狗と出会った所にも行きたかったけれども今回は諦めました。
もう一度ハイキングの準備をして出直そうと心に誓い帰路に着きました。帰りはラッキー!叡山電車鞍馬線が先月運転再開した事を知り、鞍馬駅で天狗の写真を撮って後ろ髪をひかれる思いで鞍馬山を後にしました。2021年10月末 記