高校野球の指導現場に永年従事し、育成に顕著な功労のあった責任教師・監督に贈られる「育成功労賞」
の受賞式が15日、
阪神甲子園球場内で行われた。全国49人の受賞者を代表して8人が出席。阪神甲子園球場で表彰を受けた。
 甲府工元監督で計8回(春3回、夏5回)甲子園に導いた原初也さん(71)は、「公立が私学に勝つために
、ずいぶん厳しく指導し、鬼監督と言われたこともありました。でも、教え子たちはよくついてきてくれました。
それがあっての今回の受賞です。
幸せですね」と、喜びの表情を見せた。
 現在は、現場を退いているが、「もう一度、甲府工の甲子園出場を見たい。今はそれだけを願っています。
そのためには、できる限り協力をしたい」と、母校への熱い思いは、今も変わらなかった。


後列左3番目が原さん